初期研修・専門研修

当院は救命救急センターでかつ精神科を除く全診療科がそろっているので、一時の軽症から三次の重症患者まで、ありとあらゆる疾患を経験することができます。当院では、基本的に初期研修医が患者さんにファーストタッチし、自分なりに診察して病態や治療方針を考えるスタンスをとっています。指導医が必ずバックアップし、アドバイスやフィードバックをすることで一つ一つの症例を確実に身に着けていきます。自分で動いて考える力が身につき、今後どの科に進んでも一人で当直ができるようになっていきます。また、当科では、指導医・上級医の指導のもと、一年目から積極的に手技を取得してもらうようにしています。県内どの病院よりもたくさんの手技を経験できているのではと自負しています。各科の救急への協力体制も十分で、各科専門医の先生方も積極的に指導してくれます。

平日日中であればいつでも救急科専門医が常駐しているので、病院のこと、ERのことなど、院内を案内しながら何でも教えてくれます。また、ERローテーションの初期研修医が常時3～4名いるので（当院の研修医は1学年10名で男女比は毎年半々）、上級医に聞きにくい給料や休暇のことなども何でも答えてくれます。是非一度見学に来て、当院当科の良さを見て感じてほしいと思います。いつでもウェルカム！お待ちしています！

当科の最大の魅力は、なんといっても科の雰囲気の良さです。穏やかで気さくな医師が集まっており、学年関係なく些細なことでも相談しやすい雰囲気で、若手の医師ものびのびと仕事をしています。

糖尿病・腎臓・膠原病に関する専門性はもちろんのこと、加えて内科全般的なことを学ぶことができます。CVやPICC、腎生検といった手技に加え、外来やERでの初期対応など、総合力が身につくと思います。

木曜日
午前中はカンファレンスで科の雰囲気が分かり、午後には腎生検やPICCといった手技を見ることができます。一度見学に来て頂ければ、実際に科の雰囲気を体感できると思います。お待ちしております！

当科は、他の内科専門科以外の医師が集まる科として、一般内科と呼称しています。現在は主に血液内科を対象としていますが、将来的には感染症医、神経内科医、総合診療医などのグループにしていきたいと考えています。

その時に在籍している医師により、研修できる内容は変わってきますが、血液内科は主に診療しています。移植・細胞治療は行っていませんが、白血病やリンパ腫の寛解導入療法や出血・凝固疾患や輸血医療などを学ぶことが可能です。

金曜日

カンファレンスや血液標本の検鏡ができます！

手術における麻酔はもちろん、集中治療室入室患者の全身管理を主治医とともに行っています。各科の医師やコメディカルとの間の垣根が低く、互いに気軽に相談・協力できる環境です。

麻酔集中治療部の研修では、救急でも役立つABCの基本を学ぶことができます。
A気道（マスク換気、気管挿管、声門上器具の使用など）
B呼吸（人口呼吸器の基本設定など）
C循環（末梢静脈路確保、動脈ライン確保、中心静脈路確保、輸液・輸血療法、昇圧薬・降圧薬の使用など）

平日ならいつでもOK！

循環器・形成以外の外科なら何でも対応しています。

良性疾患から悪性疾患まで幅広く学べます。研修医には、手術では助手として参加してもらいます。

見たい手術内容によっておすすめの曜日が異なります。

下記を参考にご検討ください！
・消化器の手術見学：月曜日～金曜日のいつでも
・呼吸器の手術見学：月曜日
・乳腺・内分泌の手術見学：水曜日か金曜日

様々な分野の手術を見学できます。

実際に手洗いをして、手術に参加できます。

月曜日

手術日のため、手術を見学できます！

皮膚悪性腫瘍の治療をたくさん行っています。顔の腫瘍の切除後に大きな皮膚欠損を生じた時でも、皮弁を用いて再建し、ひずみの少ない仕上がりになるようにしています。
乳房再建を多く行っています。健側に似た形の乳房をつくり、患者さんに喜んでいただいています。

皮膚良性腫瘍などの簡単な手術は、研修医でも指導医の指導を受けながらの経験が可能です。傷跡を残しにくくするように縫い方を丁寧に指導しています。

月曜日と木曜日
水曜日は時々乳房再建をしています。

小児アレルギー（食物アレルギーの食物負荷試験、外来／入院）、小児循環器（学校心臓二次検診や心臓精査の心エコー）の多数の専門医が在席しています。

当院で出生した新生児・乳幼児の健診や定期予防接種、感冒～気管支炎、肺炎、胃腸炎など、common disease、痙攣疾患など救急搬送、地域開業医からの紹介や二次輪番からの入院症例など、多様な診療に関わっています。

水曜日
新入院がいる可能性が高いです。また、9:30～10:00に病棟カンファレンス、午前は外来、午後は予防接種外来、16:30～16:45に周産期カンファレンスがあります。
※金曜日は小児科部長が高知大学にて勤務のため不在につき、見学は月・火・水・木に限らせていただきます。

耳鼻科領域の疾患は一通り診られます。県内各地からの紹介、救急に広く対応しています。

外来・病棟回診・手術、どれもすぐ近くで診られます。耳鼻科の道具、手に取って感じられますよ！

平日ならいつでもOK！