初期研修・専門研修

始まる前は不安に思うことも多かったですが、始まってしまえばあっという間に過ぎた２年間でした。思い返すと本当に多くの方々に支えられてきたと感じています。最初は何もわからない状態でしたが、教育熱心で優しい先生やコメディカルの方々、またなんでも相談できる同期に恵まれたおかげでなんとか乗り越えることができました。

私が高知赤十字病院を選んだ理由としては、3次救急病院であり、研修医がファーストタッチで患者さまに対応させてもらえ、さらにウォークインも診ることができるという事でした。もちろん冷汗をかくこともありましたが、様々な症例を診ることができ、本当に良い経験ができたと思っています。

 研修医になったら、手技など行う機会も多いかと思います。身につけたい手技などは予習しておいてチャンスがきたら積極的に挑戦してみてください。教える側もやはり積極性がある人に教えたくなるものです。皆様の研修医生活が有意義なものになるよう、お祈りしています。

当院で研修するメリットの一つとしては、自分のしてみたい診療や手技などは、上級医の先生方が最大限尊重してくださる点だと思います。そのため「自分で色々やってみたい！」なんて思われる方にはぴったりだと思います。また当院は「休みも大事！」と思われる方にも向いており、当院で働いておられる上級医の先生方は、オン・オフのはっきりしている先生方が多く「仕事をする時には仕事をする」「飲みに行く時には飲みに行く」などのスタイルで、上手にリフレッシュしながら日々の診療にも手を抜かない先生方ばかりだと思います。そんな高知赤十字病院で研修させて頂いたこともあり、３年目以降も消化器内科医として残らせていただきます。本当に当院は受け皿の大きな病院だと思いますので、是非一度見学に来てください。皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

 高知大学　平成30年卒（高知県出身）

同期はとても仲が良く、分からないことを教えあったりして切磋琢磨できる関係です。また職種は違えど、当院は研修医に対して協力的な方が多く、自分の積極性次第で幅広い知識を身に着けることができます。研修医生活を送るにあたって皆さんがまず気になることが当直だと思いますが、当院では救急対応は研修医がファーストタッチするというシステムをとっています。最初は緊張の連続で周りにも迷惑は多々おかけしましたが、親切な先輩方・先生のご指導のおかげで徐々に慣れることができました。当院は３次救急まで対応していますが、来院される患者さまは軽症から重症までさまざまな病気を見ることができるので、幅広い知識をつけることができることも当院の強みだと思います。皆さんは新病院での研修になります。設備も整い、これまで以上に有意義な研修生活を送れることと思います。

初期研修が始まって数カ月が経過し、教科書で学んだ医学的知識を実際の現場で応用する時には、臨機応変さが求められると常々感じさせられます。そのため、日々多くの疑問が生まれますが、疑問を疑問のまま放置せず、自分で調べたり、指導医に質問したりして消化吸収し引き出しを増やしていくことが大切だと思います。また、各診療科をローテする前に何を積極的に学びたいかをしっかり考えておくことで、初日から学びの視野が広がると思います。

当院の研修では、手技をたくさん経験できますが、患者さんの安全が最優先です。事前にしっかり予習するのはもちろんのこと、分からないことは指導医に質問し、苦手な手技はトレーニングを徹底しましょう。
研修内容やローテーションなど、個人に合わせて柔軟に対応していただけるので、ワークライフバランスを保ちながら、多くの症例を経験することができます。綺麗な病院で食堂も美味しく、研修医の仲間と切磋琢磨して楽しい研修を送ることができます。

患者が多く、効率的に働くことが求められますが、当院は、忙しい中でも先輩や上級医に気軽に質問できる環境です。そのため、疑問をそのままにせず、その場で解決していくことが大切だと思います。