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4人の産婦人科専門医が、各自、他の専門医、認定医を取得して幅広い疾患に対応できるように努めています。また、婦人科全般(内視鏡手術、悪性腫瘍)の手術、化学療法を行っています。
分娩では、正常分娩、産褥においては助産師が主導となり、異常があれば速やかに医師による医療介入を行っています。

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検査・治療法の特徴

産科

正常妊娠からハイリスク妊娠まで、地域の先生方から切迫早産、合併症妊娠、分娩前後の急変など、積極的に受け入れています。
当院では合併症のない妊婦さんのうち、希望される方には妊娠27~29週頃と妊娠36週以降に、助産師による妊婦検診(助産外来)を行っています。また、フリースタイル出産、カンガルーケア、 立会い出産を行っています。産後は母児同室に力を入れ、妊婦さん個々に合った健康な妊娠生活を送ることができるようにお手伝いをさせていただきますので、検診時等に医師にご相談ください。
正常分娩に関しては、母児にとって安全で、満足のできる体験となるように、助産師が管理をしています。分娩時は、産婦さんが希望する方であれば、どなたでも立ち会うことができます。
もちろん、異常が認められると判断された場合には、医師による積極的な医療介入を行い、安全に 分娩を終えられるように急遂分娩や緊急帝王切開を行うこともあります。また、分娩時の異常に備えて、スタッフのほとんどが日本周産期・新生児医学会公認の新生児蘇生法(NCPR)や母体救命法(J-MELS)を習得するとともに、インストラクターの育成にも力を入れています。
そのほか、「赤ちゃん訪問員」「いのち教育出前講座」「子育て支援事業」など、院内外で母子保健活動を通じて、人とのふれあいを大切に患者さま本位の温かい医療が提供できるように、スタッフが一丸となって取り組んでいます。

婦人科

良性悪性を問わず、幅広い疾患の受け入れを行っています。
良性疾患(子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣嚢腫など)で手術が必要だと判断された場合には、腹腔鏡下手術を第一選択にしています。入院期間が短く、早い社会復帰が可能で、1センチ前後の傷が2~3ヶ所に残るだけなので美容的にも優れています。最近は症例を選んで、傷が臍部1ヶ所のみとなる単孔式腹腔鏡下手術にも取り組んでいます。
悪性疾患はガイドラインに則した手術、化学療法、放射線療法を行っております。
そのほか不妊症、更年期障害の治療、子宮がん、卵巣がん、乳がん検診なども行っています。

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検査・手術実績

2021年度手術及び検査実績数
産科
分娩数633件
帝王切開198件
婦人
手術数327件
腹腔鏡下手術158件
良性疾患開腹手術87件
悪性疾患手術28件
子宮脱手術12件
その他42件

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里帰り分娩について

 現在、産婦人科医師数減少のため、2024年2月27日より里帰り分娩の受け入れを中止しております。再開見込みは未定です。
 また、適宜状況をお知らせしてまいりますので、ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。

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医師紹介

平野 浩紀

第一産婦人科部長

平野 浩紀ひらの こうき

徳島大学 平成元年卒業

専門分野産科、婦人科、内視鏡手術
指導医・専門医・認定医
日本産婦人科学会専門医・指導医、母体保護法指定医、日本産婦人科内視鏡学会技術認定医、日本内視鏡外科学会技術認定医、臨床遺伝専門医、検診マンモグラフィ読影認定医(A)、がん治療認定医、日本アロマセラピー学会認定医、日本周産期・新生児医学会認定新生児蘇生法専門コースインストラクター、日本母体救命システム普及協議会ベーシックコース・インストラクター、がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了、指導医養成講習修了
高橋 洋平

第一産婦人科部副部長

高橋 洋平たかはし ようへい

徳島大学 平成17年卒業

専門分野産婦人科、周産期学分野
指導医・専門医・認定医
日本専門医機構産婦人科専門医、日本産科・婦人科学会指導医、日本周産期新生児医学会周産期専門医(母体・胎児)、日本母体救命システム普及協議会J-MELSベーシックインストラクター、母体保護法指定医、がん治療認定医、日本周産期新生児医学会・新生児蘇生法専門コースインストラクター、がん診療に携わる医師のための緩和ケア研修会修了
前田 崇彰

医師

村山 美咲むらやま みさき

徳島大学 令和2年卒業

専門分野産婦人科
指導医・専門医・認定医
 日本周産期医学会・新生児蘇生法「専門」コース修了認定、がん診療に携わる医師のための緩和ケア研修会修了

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