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検査・治療法の特徴
前立腺癌の治療として、手術療法、放射線療法、ホルモン療法、化学療法などを集学的に施行しています。手術療法としては、2014年3月からロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術を開始しており、100例以上の実績があります。放射線療法としては、外照射である高精度放射線治療(リニアック)を施行し、局所進行前立腺癌などを中心に施行しています。ホルモン療法も数多く実施しており、去勢抵抗性前立腺癌に対する化学療法や新規薬剤も積極的に導入しています。また、骨転移性去勢抵抗性前立腺癌に対するラジウム(223Ra)治療も行っています。
腎癌の治療として、手術療法、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬などの治療を行っています。腎癌の原発巣の手術として腹腔鏡下根治的腎摘除術、4㎝以下の腎癌に対してはロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術を積極的に行っています。
腎癌の治療として、手術療法、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬などの治療を行っています。腎癌の原発巣の手術として腹腔鏡下根治的腎摘除術、4㎝以下の腎癌に対してはロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術を積極的に行っています。
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検査・診療実績
主な疾患と入院患者数
2018 | 2019 | 2020 | 2021 | |
腎癌 | 29 | 26 | 17 | 26 |
腎盂・尿管癌 | 19 | 29 | 32 | 14 |
膀胱癌 | 69 | 51 | 47 | 53 |
前立腺癌 | 75 | 75 | 92 | 105 |
前立腺癌の疑い | 37 | 33 | 52 | 31 |
前立腺肥大症 | 12 | 12 | 1 | 14 |
慢性腎臓病 | 34 | 29 | 52 | 27 |
バスキュラーアクセストラブル | 33 | 31 | 32 | 24 |
尿路性敗血症 | 27 | 30 | 0 | 46 |
総入院患者数 | 458 | 424 | 523 | 540 |
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主な手術・検査と手術件数
2018 | 2019 | 2020 | 2021 | |
根治的腎摘除術 | 3 | 1 | 1 | 2 |
腹腔鏡下根治的腎摘除術 | 5 | 5 | 4 | 7 |
ロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術 | 6 | 3 | 5 | 8 |
腹腔鏡下補助下腎尿管全摘除術 | 4 | 5 | 6 | 3 |
尿管ステント挿入術 | 26 | 34 | ||
尿管ステント挿入術(交換を含む) | 92 | 128 | ||
経尿道的膀胱腫瘍切除術 | 49 | 42 | 41 | 48 |
ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術 | 22 | 21 | 24 | 23 |
レーザー前立腺核出術 | 2 | 4 | 0 | 5 |
前立腺生検 | 75 | 65 | 90 | 81 |
バスキュラーアクセス関連手術 | 95 | 95 | 81 | 86 |
総件数 | 361 | 355 | 344 | 402 |
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医師紹介

診療部長・第一泌尿器科部長・皮膚科部長・形成外科部長・医療技術部長
奈路田 拓史なろだ たくし
徳島大学 平成3年卒業
専門分野泌尿器科全般
指導医・専門医・認定医
日本泌尿器科学会専門医・指導医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本透析医学会専門医、日本内分泌学会内分泌代謝科専門医、日本性機能学会専門医、がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了、指導医養成講習修了

第一泌尿器科部副部長
細川 忠宣ほそかわ ただのり
徳島大学 平成18年卒業
専門分野がん診療
指導医・専門医・認定医
日本泌尿器科学会専門医・指導医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本泌尿器内視鏡学会泌尿器腹腔鏡技術認定医、日本内視鏡外科学会技術認定医(泌尿器腹腔鏡)、泌尿器ロボット支援手術プロクター認定医、泌尿器da Vinci Si支援手術教育プログラム修了、がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修受講済

医師
中西 茂雄なかにし しげお
徳島大学 平成22年卒業
専門分野
指導医・専門医・認定医
日本泌尿器科学会専門医・指導医、日本泌尿器内視鏡学会泌尿器腹腔鏡技術認定医、泌尿器ロボット支援手術プロクター(膀胱・前立腺)、がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修受講済

医師
橋本 啓佑はしもと けいすけ
専門分野
指導医・専門医・認定医
泌尿器部門では泌尿器科全般にわたって診療を行っていますが、特に尿路性器悪性腫瘍に対しては手術療法を中心に集学的治療を行っています。手術では腹腔鏡手術(腎・副腎摘除術、膀胱摘除術)、ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術、ロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術を施行しています。
透析部門は末期腎不全患者さまに対して、血液透析・濾過を施行しています。緊急での透析導入や、他院での透析患者さまにおいて、当院での治療(手術など)を要する患者さまの受け入れを年間に150-200例行っています。バスキュラーアクセス手術も多数行っています。